趣味プログラマによるOSS開発日誌

趣味で作っているOSSソフトウェアの紹介や関連技術の紹介、楽曲製作、Webデザイン勉強状況を紹介します。

Qiita投稿アプリ開発(2) ライブラリ

PhoneGapはhtmlとcssjavascriptで開発を行っていきます。

ホームページを作る感覚でアプリが作れてしまうので、敷居は非常に低いのですが、世の中に出回っているライブラリを使うとより効率よく開発を進めることができます。
 
今回作成しているQiita投稿アプリもライブラリを利用して作成しています。
以下の記事で紹介されているライブラリを使っています。
 

Zepto.js

タップイベントの扱いなど、モバイルアプリでは欠かせないイベントを簡単に扱えるようにしたライブラリです。
jQueryと似たsyntaxを採用しているため、jQueryを使ったことのある人は非常に馴染みやすいでしょう。
このライブラリの面白いところは、ライブラリをカスタマイズして必要最小限の機能に絞ることができる点です。
カスタマイズの仕方は

madrobby/zepto · GitHub

から確認することが出来ますが、Qiita投稿アプリ向けにカスタマイズした手順を紹介します。
以下の手順は、MODULESを指定しないデフォルトの機能にスマートフォン向けの機能を追加したものとなります。
 
 
カスタマイズで最初手こずりましたが、タップイベントが非常に簡単に書けるなど、使い心地は良いです。
問題が出てこなければ、今後も使っていきたいです。
 

Mustache.js

HTMLのテンプレートを作成することで、デザインとロジックを分離することができるライブラリです。
PHPSmartyのようなものと考えれば良いかも?
ドキュメントを見ると色々と便利そうなので、今後も使っていく予定です。
 

Twitter Bootstrap

アプリらしいUIを提供するライブラリです。
PhoneGapを何もせずに使い、WebページのようなUIになるのが嫌な場合に使うと良さそうです。
今のところ利用しているが、最終的にはcssを自分で書いてデザインするため、使わなくなりそうな気がします。
 
 
どのライブラリもそうですが、使い始めは使い方の調査が中心で、慣れるまでは時間がかかりますね。
しかし大抵の場合、その後の作業時間で短縮されるので全体としては得なケースが多いのも確かです。
ライブラリに特化して作っている人なので、性能面・信頼面でもライブラリを利用した方が、自前で作るよりも良いはずなので、今後も良いライブラリに出会ったら使っていきたいですね。