はてなダイアリーからはてなブログに移行して感じた、良い点・悪い点をまとめてみる
はてなダイアリーからはてなブログへ移行して一ヶ月近く経ちます。
そこで、それぞれのサービスを使ってみて感じた良い点、悪い点をまとめてみたいと思います。
最初に断っておきますと、私はどちらのサービスでも有料プランを利用したことが無いので、あくまで無料プランからの意見となります。
はてなダイアリー
良い点
- 自動トラックバック機能が便利
はてなブログへの移行をためらった機能で、記事の中にURLを含めると自動的にトラックバックしてくれる機能です。
非常に素晴らしい機能で、ダイアリーを使っていた時はトラックバック先からのアクセスも多数ありました。 - デザイン変更の自由度が高い
私はあまり活用出来ていませんでしたが、ダイアリーのカスタマイズは自由度が高く、魅力の1つとなっています。
カスタマイズの仕方によっては、はてなブログでは出来ない一風変わったデザインに仕上げることが出来ます
悪い点
- デフォルトのデザインがやや古い
デザインを自由に変更できる反面、デフォルトのデザインがやや古臭いです。
デザインに力を入れずとも、デフォルトの見た目を良くしたい人にとって、これは欠点になり得ます。 - はてな記法を習得する必要がある
はてな記法を利用しないと、ダイアリーでは何の飾りもない文章となってしまいます。
特別な記法を覚えずに直感的に使いたい人にとって、このことは非常にマイナス点です。
ですが、この使いづらさがダイアリーの良さを出しているという意見もあり、一概に悪い点とは言えないのかもしれません。 - ダイアリーに対応した専用のiPhoneアプリが無い
昔はダイアリーに対応するアプリが複数あったようですが、現在私が知る限りでは1つも無いです。
通勤時間や空いている時間を使って記事を書く人にとって非常にマイナス点です。 - 将来性がない
ダイアリーを利用していると、はてなブログへの移行を促すような宣伝をよく目にします。
運営会社のはてなもはてなブログに力を入れていきたいと言ってますし、ダイアリーにはあまり将来性が無さそうです。
ダイアリーがすぐにサービス終了することはないと思いますが、はてなブログよりも先に終了することはおそらく無いでしょう。
はてなブログ
良い点
- はてなブログ専用のアプリがある
公式アプリとしてはてなブログ専用のアプリがあるのは、通勤時間中に記事を書く私にとって非常に魅力的なことの1つです。 - 複数のカテゴリへ投稿できる
はてなブログでは、1つの記事に対して複数のカテゴリと紐付けることができます。
たとえばC言語でソフトウェアを開発している記事であったら、C言語・プログラミング・ソフト開発の3つカテゴリを同時に指定することができます。
これまでどのカテゴリに紐付けしようか迷っていたこともありましたが、はてなブログではこの問題に悩むことはなくなりました。 - カテゴリ別にグループを割り当てられる
はてなブログにはグループ機能があり、カテゴリとグループを1対1で割り当てることが可能です。
グループに割り当てたカテゴリに対して記事を投稿すると、グループ内で投稿されるため、より多くの人に見てもらえるチャンスが増えます。
ただ少し残念なのは、グループに対して1つのカテゴリしか割り当てられない点です。
良い機能なので、複数のカテゴリを割り当てられるような改善をして欲しいなと思います。 - 複数の編集モードで記事を書くことができる
はてなブログでは、ダイアリーで利用されていたはてな記法に加えて、Markdown記法や直感的に記事を編集できる見たままモードに対応しています。
自分が慣れ親しんだ編集モードを選べるので、ブログを書くための学習コストが少ないです。
悪い点
- トラックバック機能がない
他のブログサービスでは基本的に備わっている、トラックバック機能がありません。
ダイアリーには非常に強力で便利なトラックバック機能が備わっていただけに、この機能が無いのは非常に残念でした。 - 一般向けのブログになってしまったこと
良くも悪くもはてなブログは使いやすさを念頭においたブログサービスです。
はてなと言えば、その特殊な使い勝手からエンジニアが利用しているイメージがありましたが、はてなブログではそのような印象がやや薄くなってしまったかなと感じています。
まあ、あくまでも個人的な印象ですが。
ダイアリーからはてなブログへの以降について
ダイアリーからはてなブログへの移行は、手順に従ってポチポチしていけば良いだけの簡単なものになっています。
記事に加えてブックマーク、スター、コメントも引き継ぐことができるので、過去の資産を捨てる必要がありません。
さらにダイアリーの記事のURLにアクセスされた場合は、はてなブログへ移行した記事へ自動的にリダイレクトしてくれるので、他のサイトで記事を紹介された場合でも、リンクが変更されたことを伝える必要がありません。
はてなブログを使ってみてダイアリーに戻したいという人のために、記事をダイアリーへ戻すこともできます。
ただし、はてなブログで投稿した記事はダイアリーへ戻すことが出来ないので、そこのところは注意する必要がありそうです。
最後に
はてなブログとダイアリーについて良い点と悪い点を比較してみましたが、総合的に見ると、はてなブログのほうが良いと感じました。
特に、はてなブログに専用のアプリがあるところが、電車通勤の私にとって非常に魅力的でした。
最後にこの記事が、今後ダイアリーからはてなブログへ移行することを考えている人にとって参考になれば幸いです。