趣味プログラマによるOSS開発日誌

趣味で作っているOSSソフトウェアの紹介や関連技術の紹介、楽曲製作、Webデザイン勉強状況を紹介します。

オブジェクトをパスに沿って複製する

ゲームの通路など、同じオブジェクトのパターンを複数用意する必要がある場合、
ステージのルートのパスを最初に作成してから、パスに沿って複製することで、
手間がかからずに通路を作成することができる。

Blenderでは、以下のようにしてパスに沿ってオブジェクトを複製することが可能である。
※動作確認を行った、Blenderのバージョン:2.69

[操作手順]

  1. 複製するオブジェクト(obj1)を作成
  2. 「Ctrl+A」-「Curve」-(目的に沿ったパス)を選択し、パスの原型(path1)を作成
  3. 必要に応じて2.で作成したパスを編集
  4. obj1を選択し、モディファイア「Array」を追加
  5. 「Fit Type」を「Fixed Count」にし、適宜「Count」の値を変更
  6. obj1を選択し、モディファイア「Curve」を追加
  7. 「Object」にpath1を指定し、適宜「Deformation Axis」を変更
  8. 「Array」->「Curve」の順に、「Apply」を選択

パスの頂点の追加などは、通常のモデリングで行う操作と同様の操作可能である。
また、「Apply」を実施する前であれば、パスの変更を行うことも可能で、
納得のいかないものが出来上がってしまった場合に、
修正と確認が容易に行えるため、非常に便利である。