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趣味プログラマによるOSS開発日誌

趣味で作っているOSSソフトウェアの紹介や関連技術の紹介、楽曲製作、Webデザイン勉強状況を紹介します。

【耳コピ&コード進行】 Sagittarius (アーシャのアトリエ)

『Undine』から連続となりますが、アーシャのアトリエから『Sagittarius』を耳コピしてみました。 最近どうも阿知波サウンドにはまりつつあるようです。

楽曲情報

曲名 Sagittarius
BPM 160
key(調) G(ト長調
作曲者 阿知波大輔
ジャンル ゲームBGM(『アーシャのアトリエ』戦闘曲)

耳コピ動画

YouTube

www.youtube.com

ニコニコ動画

コード進行

イントロ

  • コード

| Em | % | % | % |
| Em | % | % | % |

  • コード(度数表記)

| VI | % | % | % |
| VI | % | % | % |

パンフルートによるかすれた音が哀愁感を漂わせています。 『アーシャのアトリエ』では寂しい感じの曲にしたという阿知波さんのインタビュー記事の通りですね。

www.famitsu.com

イントロに使われているコードはEmのみの短調なものですが、あえてコード進行を変化させないことで寂しさが一層強調されている気がします。

Aメロ

  • コード

| Em | % | % | % |
| C | G | Am | Em |
| Em | % | % | % |
| C | D | Em | % |

  • コード(度数表記)

| VI | % | % | % |
| IV | I | II | VI |
| VI | % | % | % |
| IV | V | VI | % |

イントロに引き続き、ここでもパンフルートがメロディを担当しています。

ここでもコードはEm色が続いていますが、イントロに比べてメロティの1音1音が短くなり、ドラムも加わったことで躍動感が出てきています。 最後の上昇進行(IV-V-VI)は、哀愁感のある曲調から後のBメロ(サビ?)の激しい曲調に持っていくための通過点と考えてよさそうです。

Bメロ

  • コード

| C | D | Bm | Em D |
| Am | D | G | Em |
| C | D | Bm | Em D |
| C | Am | Bm |

  • コード(度数表記)

| IV | V | III | VI V |
| II | V | I | VI |
| IV | V | III | VI V |
| IV | II | III |

Bメロと書いていますが、サビと考えてよさそうです。 Aメロのメロディを担当していたパンフルートはここで退場し、ピアノ系(?正確な楽器がわからなかったため、耳コピではピアノ+koraを使っています)がメロを担当します。 パンフルートは哀愁感のある音色のため、激しさが求められる戦闘曲のサビでは用いなかったのでしょう。

また、Bメロでは王道進行が使われていますね。 サビに王道進行を持ってくるのはよくあることで、やはり強烈な印象があります。 王道進行の後はVIからVに一段下げた後(よく使われるコード進行!)、ツーファイブ(II-V)につなげています。 ツーファイブの後にドミナントからトニックへとつながる流れ(II-V-I)も他の曲でよく見る王道パターンです。 9小節からの王道進行の後は、上昇進行によりCメロのIVに自然に繋がるようにしています。

サビでは 他のパートとは違った楽器を用いたり、王道進行を使うと非常にインパクトがある ようですね。参考になります!

Cメロ

  • コード

| Em | % | % | % |
| Em | % | % | % |
| Em | % | % | % |
| Em | % | % | % |

  • コード(度数表記)

| VI | % | % | % |
| VI | % | % | % |
| VI | % | % | % |
| VI | % | % | % |

サビ相当のBメロの激しさから一変、哀愁感のある曲調になります。 メロディ担当がパンフルート戻り、音1つ1つを長めにとることで、同じ曲の中でもテンポが落ちたような感じになっています。

イントロ同様コードがEm一色となっていることも、ゆったりとした印象を出すのに一役買っています。

サビと比較し、 音1つ1つを長めにとってコードの変化を少なくすることで空間が広がったような感覚を得られる のは勉強になりました。

Dメロ

  • コード

| Em | D | G | Em |
| C | G | Am | Bm |
| Em | D | G | Em |
| C | D | Em | % |

  • コード(度数表記)

| VI | V | I | VI |
| IV | I | II | III |
| VI | V | I | VI |
| IV | V | VI | % |

最後はエレキギターがメロディを担当します。

Dメロの後はBメロに繋がっていくため、Aメロとコード進行が非常に良く似ているところがポイントです。 バックで聞こえるピアノの演奏がAメロと同じであるところもポイント。

聞き手をあきさせないため、Aメロと同じように聞こえないようエレキギターという 新しい楽器を用いることでマンネリ感を解消 しています。

感想

全体的に寂しい音色が多いからでしょうか。戦闘曲としては盛り上がり感がないと感じました。 しかしそこは、阿知波さん得意のエレキギターで補うことで、寂しさを残しつつも戦闘曲に必要な激しさが出ている曲になっています。 なおこの曲のkeyについてEm(ホ短調)とG(ト長調)とで悩んでいたのですが、key=Gとしないと途中の王道進行がつじつまが合わないので、key=Gとしました。 短調のイメージが強かったのですが、実際のところどうなのでしょうか。

最も印象に残った楽器はパンフルートで、パンフルートは阿知波さんのインタビュー記事を見るまで知りませんでした。 そのため、耳コピではKompleteのフルート音源にイコライザやリバーブで音色を変化させてパンフルートっぽい雰囲気を出しています。 パンフルートの音源があればもっと似せることができたかもしれませんが、音作りの勉強になったのでまあ良しとしましょう。

ちなみになぜ阿知波さんのインタビュー記事を見たのかというと、耳コピしている合間にDTMマガジンを読んだからです。 2015年9月号DTMマガジンに掲載されているイトケンのインタビュー記事に、 お気に入りの作曲者のインタビュー記事を見てルーツを知ることが重要 と書いてあったので早速実践してみたのです。 いやー、てっきりフルート(2文字足りなかった、惜しい!)を用いているのかと思っていたので、思いがけないところで勉強になりました。 今後もお気に入りの作曲者のルーツは要チェックですね!